仙台と山形を結ぶ街道の分岐点として、商都の賑わいをみせた「村田」。村田商人は、紅花を仙南地方で買い集め、江戸や上方へ運ぶ商取引を行っていました。当時の栄華を伝える豪勢な店蔵が、今も町の中心部に残っています。重厚な店蔵と門が一対となり、連続する景観が印象的で村田の特色といわれています。通りの両側には短冊形の地割りが整然と並び、江戸時代の「商家町」の姿を今に留めています。また、建築様式のみならず、江戸時代に活躍した村田商人の「よろず商い」を通じて、都から様々な文化がもたらされました。
October 13, 2022
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